躊躇する種

Kind to hesitate

 

Short film 15minutes

Production 2011

 

 

 

 


カフェGは告発する

Cafe G accuses it

 

 2005年、

Short film ten minutes

Production 2005

 

 

aitress "A" acting in "cafe G" is the woman who is partial to cocoa.

I feel dissatisfaction in visitors of the cafe not ordering cocoa.

However, it occurred to "A" to get rid of a choice except the cocoa once.

The thirsty people continue taking cocoa unwillingly,; but ....

 

 

ストーリー:「カフェG」で働くウェイトレスの「A」は、ココアを偏愛する女。

彼女はカフェの客がココアを注文しないことに不満を感じていた。

そんなある日、「A」はメニューからココア以外の選択肢を無くしてしまう

ことを思いつく。

喉が渇いた人々は、仕方なくココアを飲み続けることに。

そして「A」は、カフェに住む幼虫「B」の土までもココアに変えてしまうのだった・・・

 

抑圧する者とされる者、そして抵抗する者の姿を寓話的手法で映像化することで、

過去から現代へと繰り返される、権力による支配や抑圧、排他主義に対する

警句を描きたかった。

 

そしてそれら抑圧の力は今、より洗練され見え難い姿となって私達の生活や感覚までも

制圧してはいないだろうか?

 

まるで甘いココアがカフェを侵食していくように・・・

 

こちらの作品は2006年、日本の韓国領事館における展示で上映予定でしたが、

展示会前日の領事館長の下見にて、突然上映禁止との判断を下されました。

理由は「国益に反する」という事でした。

私達はこの判断に抗議し、その後日本と韓国で様々な活動を行いました。

その後のアクションについてはこちら